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海難事故を減らすためにできること

2022年1月7日、一人乗り漁船が行方不明になっていると報じられました。同6日に新潟県村上市の寝屋漁港を出発した1人乗り漁船「大漁丸」(6.6トン)でした。続報は確認中ですが、1月11日日没を以て捜索打ち切りというふうに聞いています。

小型船の海難事故は年間2,000件以上といわれます。船が破損したり転覆したりしていなければ、位置を特定することで救難の可能性は上がるでしょう。問題は、前掲のような1人乗り漁船で仲間の船と出かけることもなく海の上でひとりぼっちの場合、水上や水中の人の位置を特定することが困難となり、なかなか発見されないという状況を生み出します。

今回、生業として海に出ることが必須な漁船の海難事故防止について、所管の水産庁に話を聞くことができました。

まず、救難に有益なAIS=船舶自動識別装置の導入について。同装置は「船舶の位置・針路・速度等の航行の安全に関する情報を自動的に送受信するシステム」です。フルセットで導入すると24~25万円程度のようですが、2021年度の補助金でこんなものがあります。

70歳以上の漁業者が操船する20トン未満の小型漁船に新品(リース不可)を導入する場合、対象漁船ごとに上限10万円を補助
(2021年度の場合、申請期間は2021年7月1日~8月31日であった。)

詳細はこちら

しかし、無線設備の搭載が困難な小型の沿岸漁船にはAIS機器の搭載が「現実的江はない」ということで、水産庁は日本無線株式会社に委託してAISアプリの実証実験を実施。少ない予算の中で、小型漁船を守る努力をされています。

また、株式会社AioTクラウドは「海難救援支援ソリューション」を提案しています。想定用途は「沿岸部を航行する船舶事故発生時に、船外に転落した船員の場所を特定し、救援/捜索を行う」というもの。救命胴衣等にビーコン機器を装着し、機器の水没を検知すると位置情報の送信を開始する、という機能が訴求されています。

身体一つでも、装着さえしていれば位置情報を発信できるモバイル端末は最も有望な気がしますが、水没すると電波を出せないこと、現状は携帯通信網から外れると信号を捉えられないなどの課題があります。(携帯通信網から外れても信号を捉えられるシステムについては、水産庁が鹿児島で実験中)

まだまだ開発途上ではありますが、海難事故に遭った場合の救難信号の発信については日に日に進歩している感があります。あとは、いくら救難信号が出せても、それが捕捉されなければ実際の救助にはつながらないことから、その点についての調べはまた宿題にさせていただければと思います。

一人乗り漁船の方々は多分実行されているとは思いますが、今一度基本に立ち返り、海上保安庁の呼びかけを最後にご紹介します。

一人乗り漁船での安全な運航のために(海上保安庁)

〇集団で操業しましょう
単独での操業を避け、
2隻以上での集団操業を心がけましょう

〇気象情報を入手しましょう

〇連絡手段を確保しましょう
無線や携帯電話により定期連絡を行いましょう。
携帯電話は防水パック等に入れ携行し、
常に連絡手段を確保しましょう。

〇海中転落へ備えましょう
漁船に1人で乗船し、漁労作業に従事している場合は、法令により救命胴衣の着用義務があります。(※中略)
万一の海中連絡に備えて、船上に上がるための梯子やロープを設置しましょう。

地理的表示で「新潟」(清酒)が新たに指定されました!

2022年2月7日付で、地理的表示(=GI)「新潟」が指定されました。

以下、国税庁の発表資料によれば

産地の範囲は「新潟県」

「新潟」清酒の特性として

「総じて淡麗」

「グラスから立ち上がる香りはまるで、朝霧のような優しさを持ち、口に含むとなめらかでさらりと溶ける淡雪のような味わいがある。米から生まれた淡い甘みが他の上品なうま味と混じり合い、余韻を残しながら消えていく」

この味覚特性を生み出す要因については

自然要因「豪雪地帯からの豊富な軟水を使用し、積雪がもたらす安定した適度な低温が清酒造りに使われる麹菌と酵母などの微生物の働きに最適な環境によって、新潟の淡麗な酒質を形成」

人的要因「江戸時代から活躍する『越後杜氏』の技術を官民挙げて伝承し、様々な条件でも高品質の清酒を製造できる技術を発展させてきた。この技術的な支えを基に時代に合わせた酒造りを行うことで、新潟らしい酒質の特性が形成」

とあります。官庁の発表資料とは思えない?詩的な表現を交えた、的確な記述に脱帽です。

新潟の酒蔵の皆様におかれましては、GI指定を最大限に活用し、おいしい新潟のお酒を国内外に一層拡大・浸透させていかれますことを願っています。また、泉田裕彦事務所としても、新潟五区、そして新潟県の魅力発信に努めてまいります。

裏金告発に関する調査報告書がまとまりました

先般お知らせしたとおり、2021年9月4日に星野県議宅で発生した裏金要求問題について、自民党支部として郷原総合コンプライアンス法律事務所に委託していた調査の結果がまとまり、本日(2022年1月26日)13時15分より会見を行いました。

中継は、エラーで一時中断してしまったため、2ファイルに分かれています。
↓↓

その際メディアの皆さんに配布した報告書(サマリー)と公表用報告書本文、関連部分文字起こしを共有いたします。

報告書サマリー(配布)

泉田裕彦氏と星野伊佐夫氏をめぐる問題に関する調査報告書

報告書添付音声文字起こし(公表用)

内容として、星野県議が要求したお金が裏金であったこと、違法な要求であったことが認定されるものとなっています。

 

2017年11月26日、星野伊佐夫県議秘書と泉田議員の秘書のやりとり(文字起こし全文)

以下、2017年11月26日に録音した音声の文字起こしに入る前に、若干の背景をご説明します。

当時の状況としては、

・今から約4年前。2017年10月の衆院選から1か月ほど経った頃のこと。

・星野伊佐夫(新潟県議会議員、自由民主党長岡支部長)氏の秘書K氏は、星野氏の分身と呼んでもよい人物。

・第五選挙区支部長あてに政党助成金が振り込まれる新潟県第五選挙区支部の通帳を星野県議事務所が作成し保有していたため、返却を要求。仲介者の助力もあり何とか返却に同意を取りつける。

・遡ること同年11月16日に、元N議員秘書のK2氏(女性)が、書類を偽造して泉田裕彦事務所での政策秘書の採用届を提出。同21日に泉田秘書Aの偶然の発見によりこの不正が発覚した。

・泉田秘書Aは、星野県議事務所からの第五選挙区支部通帳の取戻しを最優先する方針のもと、11月26日の電話において、K2氏の不正には一切触れないことにして電話をかけている。

 

以下、文字起こし。

星野県議秘書K:もしもーし。

泉田秘書A:あ、もしもし。

星野県議秘書K:はい。

泉田秘書A:あ、K(星野県議秘書)さんでしょうか。

星野県議秘書K:はい、そうですが。

泉田秘書A:Aですけれども。

星野県議秘書K:はいどうも。

泉田秘書A:お世話になっております。

星野県議秘書K:はい。

泉田秘書A:今、所用で長岡に来ておりまして。

星野県議秘書K:はい。

泉田秘書A:えっと、Kさん(星野県議秘書)のところに伺いたいなーと思うんですけれども。

星野県議秘書K:※急に声のトーンが落ちて

何ですか。

泉田秘書A:あ、つう、通帳…通帳…

星野県議秘書K:通帳まだ締めてません。今週渡しますよ。

泉田秘書A:あ、えっと今週、あの何(日と言いかけたところで)

星野県議秘書K:その通帳が何をするの?

泉田秘書A:いえ、あのー支部の通帳もお預かりいただいていると思うんですけれども。

星野県議秘書K:うん。

泉田秘書A:一般会計のやつと。

星野県議秘書K:はい。

泉田秘書A:えっとなんだっけもうひとつ。政党交付金のやつ……

星野県議秘書K:はいはいはい。

泉田秘書A:それをお預かりしないとリースの契約もできないので、あの取りに伺いたいんですー。

星野県議秘書K:(※急に方言になり)

だから今やってるんだて。

泉田秘書A:えっ?それですか?一般会計のやつと政党交付金のやつ……

星野県議秘書K:いやいやいやいや…選挙のさ、収支報告書を今締めてるんだて

泉田秘書A:はい。じゃ、何日に伺えばよろしいでしょうか。

星野県議秘書K:こっちから電話します。今週。

泉田秘書A:あっ、かしこまりました。はい。よろしくお願いしますー

(※電話を切ろうとしているところに星野県議秘書Kがかぶせて話し始める)

星野県議秘書K:あなたがたね、そういうの全然わからないでしょ。

泉田秘書A:あっ、いえいえあのー

星野県議秘書K:そういうのなんか。収支報告書なんて。

泉田秘書A:あのー、とにかくその、一般会計と……

星野県議秘書K:一般会計も、あんなの、使わんないんだよ!

泉田秘書A:使わんない?

星野県議秘書K:ああ。使わんないんだよ。変なのには。

泉田秘書A:変なのにはもちろん使いませんけれども。

星野県議秘書K:(※また泉田秘書Aの声にかぶせて)

あれはね!

泉田秘書A:もちろんですよ。

星野県議秘書K:あれはね!給料もできないし、寄附もできないんだよ、そっから。

泉田秘書A:あ、えっと…

星野県議秘書K:あれはもう税金なんだからね!

泉田秘書A:もちろんです。自民党本部に…

星野県議秘書K:(※泉田秘書Aの声にかぶせて)

そんなのねー、そんなの、変なのに使わんないんだよ。みんな規格があるんだよ。それに基づいてやらんと。

泉田秘書A:ええ。もちろんです。それで、

星野県議秘書K:一発でやられるよ。出るよ。

今もやられてるけど大臣がくれたでしょ。市議会議員に。あれ全部みんな助成金なんだよ。

泉田秘書A:ええ、

星野県議秘書K:あんた、変なことなんかするとテレビに出るよ。

泉田秘書A:(笑)変なことなんて、するわけないじゃないですか。あの、五区の支部長は泉田ですので、泉田の名義の、あのー、通帳をお預かりしたいということです。

星野県議秘書K:だから、みんな作ってあるって私が。

泉田秘書A:はい。じゃあ今週お電話…

星野県議秘書K:終わったら、やりますよ。今週中に。

泉田秘書A:はい。かしこまりました。

星野県議秘書K:うん。

泉田秘書A:ええ。ありがとうございます。

星野県議秘書K:K2(故N議員元秘書=女性)さん行ったら、あんたそこにいらんねなっちゃうよ。

泉田秘書A:えっ、どういうことですか。

星野県議秘書K:ううん?K2さんがそこ入ると。

泉田秘書A:いえ、どういうことなんでしょう。

星野県議秘書K:え?大変になるよ。今度。

泉田秘書A:K2さんが入ると大変になる?

星野県議秘書K:うん。

泉田秘書A:それはどういうことなんでしょうか。

星野県議秘書K:わからんけど。

泉田秘書A:(笑)

星野県議秘書K:K2さん、もう入るでしょう?そこへ。

泉田秘書A:いや、よくわからないですけど。私は。

星野県議秘書K:入るんだよ

泉田秘書A:うーん。

星野県議秘書K:うーん。

泉田秘書A:で、K2さんが入るとどうして私がいられなくなるんでしょうか。

星野県議秘書K:そりゃわからんけど。あんたそこにいるの?ずーっと。

泉田秘書A:それはどういう意味でしょう?

星野県議秘書K:ええ?わからんけど。うん。

泉田秘書A:はい。

星野県議秘書K:まぁ、28日私もそっちへ行きますわ。

泉田秘書A:あ、そうですか。

星野県議秘書K:その件で。いやいや、通帳の件じゃないけど、K2さんの件で。

泉田秘書A:あぁ、そうですか。あーなるほど。

星野県議秘書K:なんかうちの県議となんかあったの?

泉田秘書A:はい?

星野県議秘書K:泉田さん。

泉田秘書A:わからないです。

星野県議秘書K:泉田さん、なんかあったのかなぁ。

泉田秘書A:え、そうなんですか?

星野県議秘書K:うん。すごいよ、県議はもう。

泉田秘書A:あーそうですか

星野県議秘書K:うん。怒って

泉田秘書A:おぉ。。

星野県議秘書K:だから次の選挙しないよ。我々は。

泉田秘書A:あー。。

星野県議秘書K:星山会動かないよ。もう絶対に。

泉田秘書A:えぇ。。

星野県議秘書K:だから、泉田さんあと2年で終わりだよ、もう。選挙になると。

泉田秘書A:えぇ。。。

星野県議秘書K:よーく考えたほうがいいよ。

泉田秘書A:はい。

星野県議秘書K:うちら全然動かんからね。

泉田秘書A:えぇ。。

星野県議秘書K:五区の人は。

泉田秘書A:あぁそうですか。

星野県議秘書K:あんなほら、奴なんか入れるようじゃ。

泉田秘書A:うーん。。

星野県議秘書K:うん。もうあと、県議もはや手を引くよ。手引いたよ。もう。

泉田秘書A:あぁ。。

星野県議秘書K:だからその辺、なんかあったんかなぁと思って。県議物凄く怒ってるからね。

泉田秘書A:あぁ、そうですか。。

星野県議秘書K:泉田を、県議はもう呼ぶなと。5日の日も(会合が)あるんだけど、やめたよ。呼ばないよ。

泉田秘書A:うーん。

星野県議秘書K:それ、俺やめたんだよ。

泉田秘書A:あぁ、なるほど。

星野県議秘書K:うん。

泉田秘書A:ええ。

星野県議秘書K:だからもう次の、来年、再来年はあるだろう、選挙がまた。

泉田秘書A:再来年。

星野県議秘書K:そのときはもう、泉田さん、ダメだよ。

泉田秘書A:うーん。

星野県議秘書K:こっちが立つよ。新しい人。立つよ。明日から動くよ。私は。

泉田秘書A:明日から?

星野県議秘書K:うん。次の選挙に。

泉田秘書A:うーん。なるほど。どうしてその、K2さんのことにそんなに一生懸命こだわってらっしゃる……

星野県議秘書K:なんかあんの?

泉田秘書A:え?

星野県議秘書K:なんかあったの?県議と。

泉田秘書A:いえ、それほんとわからないです。私は。

星野県議秘書K:うん。

泉田秘書A:え、うちの泉田とですか?

星野県議秘書K:ああ。

泉田秘書A:県議?

星野県議秘書K:ああ。

泉田秘書A:わからないです。

星野県議秘書K:だいぶ怒ってるよ。

泉田秘書A:いつですか。

星野県議秘書K:いつ?

泉田秘書A:ええ。

星野県議秘書K:この前。

泉田秘書A:あ、ほんとに。ふぅーん。わからないです。

星野県議秘書K:大変だな、これはな。

泉田秘書A:うーん。。

星野県議秘書K:うーん。物凄いよ、五区の人が。

泉田秘書A:そうですか。

星野県議秘書K:選挙には事務所は電話がわからない。

泉田秘書A:ええ。

星野県議秘書K:挨拶も来ない。

泉田秘書A:あのー

星野県議秘書K:※遮って

お礼の電話もはがきも来ない。

泉田秘書A:一生懸命準備しております。

星野県議秘書K:そんなことでさ、5区の皆さんがやってらんないよ。

泉田秘書A:ええ。

星野県議秘書K:4区の皆さんみたいのばっかり、なんでも3区のことわからん人ばっかりそこいてさ。

(※3区というのは旧新潟3区のことを指すかと思われるが、小選挙区制への移行に伴い、1994年に旧新潟3区は消滅している。)

泉田秘書A:うーん。

星野県議秘書K:あんたがた、5区のこと長岡のことわかるの?隅から隅まで。えぇ?5区のこと長岡のことみんなわかるの?六日町のことや柏崎のこと。長岡のこと。誰もわからん人ばっかりでしょ?周りにいる人。

(※柏崎は第五選挙区ではなく、星野県議秘書の事実誤認。)

泉田秘書A:いや、今一生懸命整えておりますので。あの…頑張って…

星野県議秘書K:そんなことじゃね、長岡の人は相手にしないよ、六日町の人も。魚沼の人も。

泉田秘書A:ええ。

星野県議秘書K:全然あれがないもん。つながりが。

泉田秘書A:ええ。

星野県議秘書K:あんたもそうだし、I(秘書)も。

泉田秘書A:ええ。

星野県議秘書K:I(秘書)なんか皆さん、みんな毛嫌いしてるよ。

泉田秘書A:はぁ…

星野県議秘書K:自民党支部長まで言ってるよ。

泉田秘書A:そうですか。

星野県議秘書K:あんなんダメだと。

泉田秘書A:うーん。

星野県議秘書K:I(秘書)みてぇんの。

泉田秘書A:うーん。

星野県議秘書K:それがみんな広まったんだよ、長岡じゅう。

泉田秘書A:はぁ。。

星野県議秘書K:うん。あんなのがウロウロしてるようじゃ。

W(元国会議員)さんに。あんたわからねぇでしょ。W(元国会議員)さんにもう絶縁状態になってんだよ。

泉田秘書A:W(元国会議員)さん?あぁ…

星野県議秘書K:W(元国会議員)のとこいたとき。

泉田秘書A:あぁ。

星野県議秘書K:それから飛び出されて絶縁になって、X(元国会議員)のところへ行ってめちゃめちゃにして。

泉田秘書A:ええ。

星野県議秘書K:俺んとこ、Vから全部電話来たんだよ。なんであんな人がそっちいるのと。

泉田秘書A:あぁ。

星野県議秘書K:Zさんもそうだしさ。

泉田秘書A:あぁ。Vさん、Zさん。

星野県議秘書K:あー。全部I(秘書)のこと言ってるんだよ。

泉田秘書A:うーん。

星野県議秘書K:そんなことじゃ、5区やっていがんねて。

泉田秘書A:ええ。

星野県議秘書K:なんであの人があれだけ言われてさ。

泉田秘書A:ええ。

星野県議秘書K:(I秘書が)そこにいるの?なんかあるんだ?泉田さんと。

泉田秘書A:そんなことはないと思うんですが。

星野県議秘書K:じゃ、なんでいるの?あれだけ皆さんに帰れ帰れと言われて。

泉田秘書A:やっぱり政治に詳しいとか何かあるんでしょうかね…

星野県議秘書K:※泉田秘書Aの声にかぶせて

何かあるんですよ。泉田、何か握られてるんですよ。I(秘書)に。

泉田秘書A:うーん。そんなこともないような感じなんですけどね。

星野県議秘書K:じゃあ、なんであんなこと言われて、普通だったらあんなこと言われればさ、Uさんからあんた帰れよと、向こう行きなさいと言われたのに帰らない。何かあるんでしょうよ。普通だったら帰るよ。あんなこと言われて。普通の人間だったら。それでもいるってことはさ、泉田がいてくれと言うのか、何かあるんですよ。普通は泉田がいてくれと言ってもさ、あんなこと言われれば、俺だったら帰るね。いやこんなとこいたくねぇわと。Aさんだってそうだろ。あんただってなんだかんだ言われれば帰るでしょ。

泉田秘書A:まぁ、そうですね。はい。

星野県議秘書K:あれを帰らんってことは何かあるんですよ。

泉田秘書A:うーん。そうなのかなぁ。。

星野県議秘書K:まぁまぁ、見ていてください。凄ぅなるから。

泉田秘書A:うーん。

星野県議秘書K:うん。俺が動かんきゃ星山会動かないよ。

泉田秘書A:うーん。

星野県議秘書K:青年部も。

泉田秘書A:うーん。

星野県議秘書K:うん。あれだけの人間が。

泉田秘書A:うーん。

星野県議秘書K:俺が全部号令かけたんですよ。

泉田秘書A:うん。

星野県議秘書K:普通の選挙は号令かけないんですよ。俺。

泉田秘書A:うーん。いや、ほんとにお世話になりました。

星野県議秘書K:今回、県議の選挙は動くけれども。

泉田秘書A:ええ。

星野県議秘書K:ほかの人の選挙はあこまで私しないんですよ。

泉田秘書A:ありがとうございます。

星野県議秘書K:俺、県議の顔だけもって、あれだけわぁわぁ言われてね、県議だって我慢して泉田じゃだめだと言われてあれだけ自民党わぁわぁ言われて。

泉田秘書A:ええ。

星野県議秘書K:それで県議は黙ってて。落としたら県議の顔がないでしょ。

泉田秘書A:うーん。

星野県議秘書K:それだけ皆さん。それだけ頑張ったんだよ。

泉田秘書A:ええ。

星野県議秘書K:泉田なん関係ねぇんだよ、みんなが。

泉田秘書A:ええ。

星野県議秘書K:ただ県議があこまで我慢してて。

泉田秘書A:ええ。

星野県議秘書K:なんだかんだ、ダメだダメだ、公認まで何とかして、それでやっと取られて。落としたら「そらみれ」と言われる。うちの県議が。

泉田秘書A:ええ。そうですよね

星野県議秘書K:それ言われるのが嫌だから、みんな頑張ったんですよ。

泉田秘書A:うん。

星野県議秘書K:泉田なんだかんだじゃないんですよ、あれ。

泉田秘書A:ええ。

星野県議秘書K:誰も泉田なんか関係ないですよ。

泉田秘書A:ええ。

星野県議秘書K:みんな、やだがったんですよ。そうだけども、県議の顔があるから、頼むやってこと、私がみんな回ったんですよ。

泉田秘書A:ありがとうございます。お世話になったと…

星野県議秘書K:※泉田秘書Aの声にかぶせて

それを勘違いしたら困るんですよ。

泉田秘書A:はい。

星野県議秘書K:泉田の人気じゃないんですよ!

泉田秘書A:ええ。

星野県議秘書K:県議の顔でもって5区は動いたんですよ。

泉田秘書A:はい。ありがとうございます。

星野県議秘書K:はぁ。

泉田秘書A:本当にお世話になったと思ってます。

星野県議秘書K:県議はもうあとないよと言ったんだよ。はっきり俺に。泉田もう終わりだよと。なんかあったんかなと思って。

泉田秘書A:ええ。わかりました。

星野県議秘書K:K2(N元議員秘書)を外せば、県議、俺を切るってことだよと言ったんだよ。泉田に。

泉田秘書A:うーん。

星野県議秘書K:K2(N元議員秘書)をやだって、K2(N元議員秘書)を秘書にしなければ。政策秘書にしなければ、俺を切るということだからなと言ったんですよ。

泉田秘書A:K2(N元議員女性秘書)さんと星野県議というのはそれだけ信頼関係っていうか、深い関係なんですか。

星野県議秘書K:そうですよ。そうですよ。N(元国会議員)のときから。だから、K2を切ると、県議も完全に切るよ。泉田を。

泉田秘書A:ふぅーん。なるほど。そうですか。はい。

星野県議秘書K:ってことは、我々も動かんってことだよ。みんな。ってことは、あんたないよってこと。泉田もうこれで終わりだよと。

泉田秘書A:まぁ、じゃぁ、星野県議とK2(N元議員女性秘書)さんは一心同体くらい強い関係ってことですか。

星野県議秘書K:そうだよ。そうだよ。

泉田秘書A:うーん。そうなんですね。

星野県議秘書K:Nさんのときから。

泉田秘書A:ふぅーん。

星野県議秘書K:K2を切るってことは、県議を切るということだからね。

泉田秘書A:うぅーん。

星野県議秘書K:うん。

泉田秘書A:知りませんでした。

星野県議秘書K:だから、もう泉田はないよ。これ。

泉田秘書A:ふぅーん。。

星野県議秘書K:次の選挙はないってことだよ。

泉田秘書A:うーん。

星野県議秘書K:それよく覚えておいたほうがいいよ。

泉田秘書A:よく覚えておきます。

星野県議秘書K:六日町も、K2を切れば、〇※会長は降りると。後援会作らないと。

泉田秘書A:わかりました。

星野県議秘書K:それにまたI(秘書)みたいななんでも長岡のこと5区のことわからん連中がね、あんたがたわからねんだ、秘書というのが。本人なんかどうでもいいんだよ。

泉田秘書A:ええ。

星野県議秘書K:側近の秘書がちゃんとすれば、絶対本人は光るのよ。

泉田秘書A:ええ。

星野県議秘書K:ああ。脇にいる連中なんですよ。

泉田秘書A:ええ。

星野県議秘書K:代議士というのは。

泉田秘書A:はい。

星野県議秘書K:それがね、秘書が変なのがいるとね、ダメなの

泉田秘書A:わかりました。ではその…

星野県議秘書K:脇が動かんきゃダメなの。地方には。5区の代議士なんか国会行ってればいいの。仕事してれば。

泉田秘書A:ええ。

星野県議秘書K:その間に脇のほうが全部隈なくしんきゃだめなの。秘書というのは。一番大事なんですよ。

泉田秘書A:ええ。なので、その星野県議とあの信頼関係の厚い、一心同体のK2さんが来れば大丈夫ということなんですね?

星野県議秘書K:そう。そうでしょう?

泉田秘書A:うーん。なるほど。そういうことなんですね。よくわかりました。

星野県議秘書K:あと誰がいるの?秘書で。よく申告しておいて。誰がいるの?K2さんのほかに。誰もいないでしょ。

泉田秘書A:えっと、応募者はいっぱいいますけど、私はその辺、ひとり一人を承知しておりませんので

星野県議秘書K:応募者って長岡にいるの?

泉田秘書A:席を空けて待っていた状態だと思いますよ。そこまでしか私は知らないので…

星野県議秘書K:誰が、誰がいるの?そこへ。応募者。

泉田秘書A:誰っていう、誰かこう…

星野県議秘書K:いないでしょ?

泉田秘書A:あ、あの、面接してとかそんなの全然ないですよ。あの、まったく、

星野県議秘書K:ないでしょ。行かないでしょ?誰もしないですよ。そんな。

泉田秘書A:いや、あの、応募者はいるんですけど、あの会ってもいないし、こちらからは連絡もしていないっていうことです。ほかの方々には。

星野県議秘書K:だからさ、応募者いたってもさ、そんなの変な話したって誰も相手にしないですよ。ちゃんとこっちがちゃんとしないと。

泉田秘書A:わかりました。

星野県議秘書K:はい。そういうことですから。

泉田秘書A:ええ。はい。じゃぁまたご連絡お待ちしております。

星野県議秘書K:はい。

泉田秘書A:はい。よろしくお願いしますー

星野県議秘書K:はい。

※電話の相手である星野県議秘書K(星野県議の分身ともいえる人物)は、約1年2か月後の2019年1月に、官製談合事件で逮捕されている。

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